現光寺 正岡子規

以前ご紹介した源氏物語に深く関わりを持つ源氏寺、現在の現光寺にはみなさんも一度は聞いたことある現在の日本文学に大きな影響を与えた人の句碑、歌碑が残されています。



今回ご紹介する句碑は明治を代表する歌人、俳人、そして国語学研究科としても有名な正岡子規の句碑です。

結核を患っていた子規は日清戦争の取材の帰り、その船内で喀血して重体に陥り、神戸病院に入院。その後須磨保養院で療養していた時、須磨を題材にした多くの句を残しました。
その内の一つが現光寺に残されています。


読みさして
   月が出るなり
         須磨の巻



この句碑は正岡子規が源氏物語を読んだ際、酷く感嘆し、嵐のあと夜空に月が出てくる場面がみごとなまでに写実的であると思い詠んだ歌だと言われています。

作者:正岡子規
俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など多方面に渡り創作活動を行ない、日本の近代文学に多大な影響を及ぼしました。明治時代を代表する人です。


須磨に訪れた際には有名な源氏物語の欠片を残すこの寺に一度訪れてみては如何でしょうか?
子規の気持ちがわかるかもしれません。

次回はまた、皆さんも知っている方の句碑をご紹介いたします。お楽しみに。